ブログ

北アルプスの登山道を、次の世代へ。事業報告会発表6団体を紹介

近年、登山道の荒廃が問題として取り上げられていますが、北アルプスにおいても様々な課題に向き合うべきタイミングとなっています。北アルプスは中部山岳国立公園に指定されており、傑出した山岳景観により多くの登山者を魅了するフィールドです。その登山道を守り続けていくために私たちができることは何があるのでしょうか?

 

2月23日(月・祝)に開催する「北アルプスの登山道を次の世代へ~持続可能な登山道の為に私たちができること」報告会・ワークショップは持続可能な登山道を目指してはじまった北アルプストレイルプログラムの制度を紹介し、今年度協力金事業として実施した6つの団体から活動の発表をしてもらいます。本記事では、事業報告会で登壇する6つの団体について紹介をします。

 

登山道協力金事業に取り組む6つの団体

 

今回の北アルプストレイルプログラム事業報告会では今年度協力金事業として実施した次の6つの団体にご登壇いただきます。

 

① 朝日岳方面山岳遭難対策協議会

朝日岳周辺をフィールドに、登山者の安全確保と遭難防止に取り組んでいる団体です。シーズン前の事前点検や登山道整備、安全啓発活動などの活動を行っています。今回の発表では、シーズン前の事前点検や日々の登山道維持管理について共有いただきます。

 

 

② 宇奈月方面山岳遭難対策協議会

黒部峡谷周辺を起点とする山域で、登山者の安全確保と遭難防止に取り組んでいる団体です。黒部峡谷はトロッコ列車が通っており観光地と山岳エリアが近接している特徴があります。観光エリアを出ると大自然を感じる登山道が現れます。発表当日は標高差2000m以上に及ぶ登山道で日々活動し、維持管理に力を注いでいる様子を共有いただきます。

 

 

③ 一般社団法人 立山ガイド協会

立山ガイド協会は立山エリアで活動するプロガイド集団です。現場を知るガイドならではの視点で、山岳に精通しており、登山道の維持管理にも一役を担っています。当日の発表では、各山域の山小屋と協力し登山道の維持管理に取り組む様子を共有いただきます。

 

 

④薬師トレイルクラブ

薬師岳の麓の登山口となる折立を中心に、登山道の保全・整備を行っている団体です。

折立から延びる登山道は薬師岳や雲ノ平、黒部五郎岳など北アルプスでも最深部へと入っていく場所です。折立周辺の登山道が深く掘れている箇所が多くあり、長期にわたって保全整備が必要です。当日は折立周辺での活動について共有をいただきます。

 

 

⑤ 三俣山荘

三俣山荘はどの登山口からも離れている奥地の山小屋です。維持管理されている登山道は広範囲にわたるのが特徴です。近年では「道直し」と呼んでボランティアの方を巻き込んだ活動を行っており、登山道維持にも深く関わっています。

今年度は奥黒部源流域における登山道メンテナンス人材育成プログラムを環境省と協同で実施しており、今回の発表ではその取り組みについて共有いただきます。

 

 

⑥ 一般社団法人 雲ノ平トレイルクラブ

雲ノ平トレイルクラブは中部山岳国立公園でも奥地となる雲ノ平エリアの登山道を保全するために設立された団体です。雲ノ平の登山道整備を通じて山と人の新しい関係性を提案しています。溶岩台地で高山帯特有の厳しい自然条件の中で生きている植物たちは、一度ダメージを与えてしまうと回復するのに多くの時間が必要になってしまいます。今回の発表では登山道整備ボランティアプログラムの取組を共有いただきます。

 

 

登山者一人ひとりが、登山道の担い手に

今回紹介した6団体の活動の一部は北アルプストレイルプログラムの協力金によって支えられています。登山道は、誰かが手を加えなければ維持できません。楽しんで登山することもできません。普段見えてこなかった「登山道」の今の現状を知り、これからできることについて一緒に考える時間を過ごしてみませんか?

 

2月23日(月・祝)開催

「北アルプスの登山道を次の世代へ~持続可能な登山道の為に私たちができること」報告会・ワークショップ

 

▲お申込み

※事前申込み制となります(下記リンクより申込みください)。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScvvio5Hf_4Op3tt7gmnlF_cjliuzzm_QA1jdMjpQ6huj4VpA/viewform